音楽性の芽をはぐくむ、母の歌声

お家で口ずさむ、お母さんの歌声から、歌心が受け継がれます。

子どもさん達は、大好きなお母さんの声に一番愛着があります

お母さんが、おうちでお歌を口ずさんでいると、心から湧き出てきたものであればある程、『きょう、ママはなにかいいことあったのかな? 』と、プラスの波動とともに、お子さん達の心に刻まれます

昔、母が口ずさんだ「夏は来ぬ」を今でも覚えています…

私は、小学校に入るころでしたか、水色の小さな歌の本を学校から配られました。唱歌や童謡が収められていました。

それを開いた母が、「この曲、好きだよ!」と口ずさんだのは、「夏は来ぬ」

そのときの歌声は、前後の会話とともに、今でもはっきり覚えています

歌詞の意味はよくわからないまでも、初夏の訪れる気配、匂いまでしてきそうな爽やかさを、子ども心に感じました。

季節のうたで、季節感を味わう

私の教室では、小さい内は、季節の歌を取り入れていますが、昔からある季節のうたの素朴な良さ、生活に密着した、情緒を味わう感性を育てたいと思っています。

音楽は、歌から始まった。

西洋音楽も、歌からはじまりました。

心から湧き出る感情を表すものとしての「うた」の心を、ぜひ日常に