指導者がかけるストップは

クリスマスの生菓子

こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。

今日は、曲の難易度について、主にエチュードの話題です。

ショパンエチュードを、よく弾いた生徒さんが、「次はこれ」と言っていたと聞き、一旦私がストップ⏸️をかけたお話。

頭ごなしに反対しているわけではないので、その間、自分の先生や、同業の友人にもご意見いただきました!

親御さんは理解して下さっているので、ブログにしなくとも良いのですが、そういえば・・・一般的にトラブルに繋がるのは、こういう話だな‥と思い、共通認識のためシェアしておこう❗️と思います。

私が高校の時に、クラスメイトが「”革命”のエチュードを、最初のほうだけ譜読みした!」と嬉々として弾いていて、内心『冒頭だけ弾けて、どうするんだろう』と思った記憶があります。

ピティナのコンペでも中学生からロマン派のカテゴリーにショパンのエチュードが出てくるので、憧れを助長する反面、扱いが難しいと思います。

先日、師事している先生に、確認させていただいたところ、「ツェルニー40番、50番、そして60番(40番なら40曲、50番なら50曲。)そこに、クレメンティ、クラマー=ビューロー、モシェレス、モシュコフスキーの練習曲があり、ショパンエチュードはその先にある。例え弾けたとしても、ツェルニー等を終わらせていないのに、それは良くない。」と仰り、私の頃もそういう認識だったので、深く頷きました。

それでも、先生は、該当のショパンエチュードの練習方法を教えてくださいました。

その話を、(エチュードの好きな)大人の生徒さんとの話題に上り、

Chopin Etudeのお好きな、大人の継続年数の長い生徒さん♪

「え〜、専門に進まないなら、あんなに弾けているのだし、弾かせてあげたら良いのに😁」と仰います💦

私の考え、おそらく昭和世代のピアノの先生は、

・音楽作品への敬意

・職業上の良心

・基礎を疎かにしたために起こりうる、生徒さんの成長リスク⚠️

を第一に考え、何かにストップをかけたり、進めたりしていくと思います。

指導者のかけるストップは、大切に考えているからこそ。

これは、どのレベルの生徒さんにでも、「たたかないで弾いてね」なんていう類の注意でも同様です。

ここまで続けてきたからこそ出会える音楽を楽しんでほしいです。

冬至

ほとんどの生徒さんは専門に進まないから尚のこと、習っている期間に、進度や結果を焦るのではなく、確かなものを積み上げて「残るもの」を作ってあげたい、というのが私の指導上の願いです。

それこそが、 大人になって宝物として残るのではないかと思います。

アルフレッド・コルトー然り、「そのパッセージに含まれている困難さを、基本的原理に立ち戻って練習する」。

ちなみに先ほどの大人生徒さんのピアノ室🎶

結局それでも、生徒さんのやる気と能力を信じて、曲にGoを出すと大抵やってのけてくれるので😅、子供さんの可能性は本当に凄いのですが✨細心の注意を払って、皆さんを見守っていること、少しお伝えしておきたいな😊と思った次第です。

一次関数から、三角関数には一気に飛ばないでね〜🎵