ロマン派の宴

左上に挿入したのはロマン主義の画家ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」

今日、レッスンで男の子ともお話していたのですが、

古典派が均整のとれた形式美、調和、構成を尊ぶのに対し、

次なる時代、ロマン派は、

(ルイ16世が断頭台の露と消え、王政が倒れたのをきっかけに)

個人の感情、個性が表出された時代でした。

必然的な流れといえます。

1949年に撮影された写真

ショパンと同い年のシューマンは、夢想的でちょっとポエジー。

だから奥さんの、やり手なピアニスト、クララとは合わなかったと思います😅

(その証拠に、クララと、後輩のブラームスは恋仲でした)

ショパンも、パートナーで、小説家のジョルジュ・サンドとは、合わなかったようで後に破局しています💧

芸術家肌のショパンと、豪傑(?)なサンドといった具合です。(クララも、サンドも、女性の方が現実的な性格だったようです)

こんなふうに、誰と誰が💓という話が出てくるのも、生活が自由になった証ですね。

↑写真は、1849年。

ショパンの死の年のもので、失意と孤独の最晩年です。

ショパンの悲しみが伝わってくるようです。

一つ歳下のリストも大作曲家ですし、

ロマン派という時代は、ピアノ音楽に大発展をもたらした一大抒情詩そのものです。

ぜひ、ピアノを勉強中の皆さんも調べてみてくださいね。