毎年、年賀状のファイルの1番前は、大学時代の恩師から頂くお葉書に空けてあります✨✨
どうしたらこんなふうな、短い一文に相手の成長と幸せに繋がる言葉を紡げるのかと思いながら、一年をそのお言葉を噛み締めて過ごしています。
私は、第二の母の様に慕っていまして、卒業して20年経った後に、お辞めになる最後の年に、また大学で一年教えを乞うたのです。(その間もレッスンに行っていました。)
その師とのレッスンの中で、
笑顔で人と応対するのは、大切なことだけれど、そこにとらわれて、自分が内面で起きていることを疎かにしてはならない。
日本は、お辞儀の文化でどうしても型にはまってしまうけれど、我々のしているのは握手の国、西欧の文化なのだから、縮こまらずに伸び伸びと自分を出していくことも課題なのだ。
と仰ったのです。
どんなに辛い出来事でも笑顔で話してしまう私に、 常に本質を探るお話をされ、内面の満たされる時間を積み重ねてまいりました。
習熟度も理解も大分到達してからの、集大成としての会話と、 今現在レッスンに通う、小さな私の生徒さんたちとのレッスンを いっしょにする気持ちは全然ないのですが、
「レッスン」とは、ただ上手になるのを超えた、愉しい世界がひらけるのだから、
「その音間違っているよ」と指摘に留まったり、 同じことを繰り返していうような、入り口の状態にいないで、
どんどんその森を踏み分けて入ってきて欲しい!と思ったのです。
ピアノと全く関係がなくても、その週あった関心のある出来事を、話してきてくれてもいいです。
お話で3分なくなっても😊、
そこから糸口となって、思いもかけない展開に広がるかもしれない!
時間が勿体なくは、ないはずです。
心をオープンにして、
口を開くときと、つぐむとき、会話のスピードも自分で配分できるようになります。
明日から、いきなり変わらなくても良いですが☺️、
一年後、ずいぶん変わったね、と言えるよう、
レッスンを自己実現の場に、そして、知らないことを知ったり、楽しい話題の深められる場に、していってほしいです‼️