2018年のレッスンが終了しました。
今日は、9時間のレッスンとなりましたが、久しぶりに、普段はお仕事でお会い出来ないお母様達にもお会いできて、とても嬉しかったです。
あれも話したいこれもお話ししたい、と思っていたのに、時間はあっという間に過ぎていきました💕
でも、夏休みや冬休みにお会いできることが、とても楽しみな時間です。
さて、今夜さいごの枠でいらした大人生徒さんにお伝えしたペダルのこと。
今回は、右のペダルに特化して、ブログに書きます。
ペダルは、演奏効果を高めるために必要なもの
右のペダル(「ダンパーペダル」「ラウドペダル」)を踏むことにより、弦を押さえているすべてのダンパーが持ち上がるので、弦の共鳴によって、より豊かなひびき、音響効果が得られます。
しかし、異なる和音の種類の音が混ざると、たちまち濁ってしまうので、踏む時には、「耳」を研ぎ澄まし、ペダルを踏み換えることが必要になります。
右のペダルを踏む目的とは
音響の増幅と、各音を繋げるための役割があります。
他にも、「ペダルの、もや」のかかった中での演奏効果などもありますが、これは今回割愛します。
基本の踏み方
・レガートペダル(切分音ペダル)
弾いた後に少し遅れて踏む。また弾いて上げて踏み直すことにより、音と音が繋がる効果があります。
でも決して、ペダルが繋げてくれるからと、指で繋げる努力を怠ったり離したりせずに演奏します。
・同時に踏む(拍の頭で同時に踏む)
耳でよく聴き集中し、足の練習も必要
左手の練習の際に、ペダルを練習すると良いです。
濁ったら瞬時にペダルを踏み換える耳が必要ですが、理論的には、「和音(の種類)が変わった際に踏み換える」が簡単な覚えかたです。
異種の和音が次の和音のなかに入ってくるだけで、濁りますので注意しなければなりません。
ペダルは、美しい響きをも得られますが、濁ると不快な響きになりますよね。
指のタッチと同様、「耳」で聴くことに意識を集中することが、ペダルにも重要です。
ホールの音響の違いなどで、ペダルを増やしたり減らしたりすることもありますが、ハーモニーの知識が充分につくまでは、慎重に耳の感覚を鋭敏にし、「濁り」を回避し、美しい響きを得たいですね。
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