新品のブリュートナーを購入して、1年5ヶ月。
日を追うごとに音がひらいて、魅力的な音で鳴るのを聴くにつけ、このピアノにして良かったと心から喜ばしく過ごしています。
最初に付けて頂いた椅子が、ひょんな事からネジが外れたのをしばらくそのままにして壊れてしまい、
ピアノクリニックヨコヤマさんのご厚意で、スペインのイドラウ社の椅子を使わせて頂くことになりました。
「平座面」と「緩い傾斜」で悩んでいた私に、ご親切にも両方試させてくださって感謝申し上げます。
結局、「緩い傾斜(柔らかめクッション)」を選びました。ピアノの前でああだこうだと悩むこと3日間(こだわり症)。
そこで学んだ事
・コンサート用椅子のような見た目の風格は出ないが、高低微調整自在の油圧式はラク❗メンテもしやすい。油圧式最高!
・畳文化により少し固めを好む日本人の好みに合わせて、横山さんがご考案された「平座面」は、絶妙な硬さで疲れない!
・イドラウ社の主な顧客(ヨーロッパの)は「ふわふわ」を好むので、傾斜のついたものは柔らかい座面である。
・「ふわふわ」は長時間だと逆に疲れる場合もある。⇒私はベッドも柔らかいのが好み。
・傾斜があると、腰が立つ。骨盤も起きる⇒長時間の練習に良い。
・緩い傾斜は、柔らか座面なので「弾く時の重心のかけ方」が、座面から伝わりやすい。
・イドラウ社の椅子は、ギシギシ言わない
・本番など、コンサート用は、平らである。
一長一短、検討を重ね、自分の好みと、姿勢の改善への期待を寄せ、決まりました!
大抵は、みなさん「平座面」を選ばれるようです。
おかげ様で、GWはピアノの練習もたっぷりできました。