大人の方は、千差万別
趣味で音楽を大切にされている大人の方々には、始めたばかりの方や、小さい頃ピアノを習っていて再開された方など、千差万別です。
高校生くらいまで習っていて、受験のためにやめてしまった…というケースが多く見受けられ、かなりレベルの進んだ経験者も多いです。
ピアノに割ける時間は、、
お忙しいお仕事をお持ちでも、毎日40分はピアノに向かわれているという方もいらっしゃいますが、大人の方は、一様に、そう趣味には時間が取れません
お仕事で精神的にハードだったり、ご自身やお子さんの環境の変化が、心に余裕のないとき、人は趣味には向かえないものです。
短い時間が、ネックに
ただ、ピアノに慣れていないと、短い時間のなかでの練習では、上達が望めずモチベーションまで下がってしまうことにも繋がります
メロディーラインを心で(耳で)繋いで!
「音を間違わないように、と必死です!」と仰る生徒さんのなかには、フレーズ(意味を持ったメロディーの一区切り)を感じられず、弾いている音が「点」になってしまっていることがあります。
そうでなくとも、ピアノは音が減衰する楽器。
たとえ音が切れても、大きなフレーズを心で捉えて繋いでください。
音は確かに間違わない方が良いですが、そこに拘るとかえって木を見て森を見ずに陥りがちに。
ペダルを踏もう 〜ペダルは耳で踏む〜
曲が仕上がってこないと、ペダルを踏まないというのでは、勿体ない
音がポツポツ切れてしまうと感じが掴めません。
ペダルを踏んで、濁ってしまうのは、どこで踏み替えたら良いのかわからなくなるからですね!
ご自身の「耳」を信じて、浅く踏み替えて下さい。
CDでニュアンスを掴む
CDで名ピアニストの演奏から、表現を学ぶのも手です
短い箇所に区切って、その部分をどう弾いているかに注目しながら、何人かのピアニストを比較し、
ニュアンスの妙を盗んでみては(!?)いかがでしょう
難しい箇所ではない方が良いです。
きらりと光る表現ができるようになると、もっと楽しくなりますよ♪