
こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。
今日は、カワイ表参道にて、樋口紀美子先生による
シューマン〜夢とファンタジーの世界〜勉強会があり公開レッスンを受講してきました。
私の教室は月4と3回の時があり、今月は3回なのです。

全13曲の「子供の情景 Op.15」のレクチャーと演奏をしてくださり、シューマンの純粋で深遠なハーモニーの世界に誘われました。
うっとりと夢心地で、先生の音の世界に聴き入りました。
受講生は、3曲ずつレッスンを受け、シューマンの「謎解き」のようなモティーフを味わいながら、
ペダリングや演奏の技法を、具体的かつ細やかに教えてくださり、皆さまの変化を目の当たりにしました✨
帰ってきてから復習の気持ちに満ちています☺️

朝の表参道は、静かでいてお洒落
第7曲の「トロイメライ」は、アルバン・ベルクに「20世紀最高の対位法」と言わしめたそうです。
最初に弾いてくださった「アベッグ変奏曲 Op.1」冒頭の、得もいわれぬ美しさ。

「トロイメライ」は、私が大学出たての頃に音色の研究のために選んでいた(「子どもの情景」を)思い出の曲。
時を経て、ずさんになり、2度音程のペダルが濁ってしまって、今日、目が開かれた思いがします。
「音は少ないけれど、ほんとうに難しい」と、先生もおっしゃっていました。
この曲集には、シューマンの文学的な心理描写や、ドイツの森の奥深い不気味さもあるように感じます。
樋口先生、公開レッスンありがとうございました!


