アルゲリッチとマイスキーを聴きに

こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。

「もうすぐ84歳のアルゲリッチのチケット争奪戦で、4枚取れたから一緒に行かない❓」と大学時代の友人に誘ってもらったのが3月末。

平日なので躊躇しつつも、曲目をみたら、ソロで「水の戯れ」や、ジプシートリオや、メントリ・・・‼️もう行かないわけにはいかない❗️と、3日後にはお返事していました😃

前列との間が十分で居心地良いホール

東京オペラシティのコンサートホールも久々に行きましたが素晴らしく、前夜はほとんど皆んな睡眠不足のワクワク状態でした。

別府アルゲリッチ音楽祭 第25回記念 室内楽公演〜今を生き、未来を創る」

東京で聴けたのがなによりです。

あとから追加された2曲(ミッシャ・マイスキーとのデュオ)が白眉で、ショパンの「序奏と華麗なるポロネーズ」は、まさにアルゲリッチのピアノの女王としてのキャリアと、至芸のなせる技で、まるでコンチェルトを聴いているような興奮がありました✨✨

(声のひっくり返るほどのBravo!の嵐に、聴衆の皆さまの興奮をみました❤︎)

アンコールも、この世のものとは思えない、柔らかな澄んだ美しさ。

1曲目で、白髪のミッシャ・マイスキー(チェロ)が現れた時、またアルゲリッチの足取りからは、年月を思わせるものがありましたが、演奏そのものは、全くご年齢を感じさせない自由自在なパワフルさで、ただただ圧巻でした。

マイスキーのチェロも大好きで、20年以上前、このお2人とギドン・クレーメル(Vn.)によるチャイコフスキー「偉大なる芸術家の思い出」の名演は忘れられません。(その頃、髪はグレーでした。)

開演前の友人たちとの腹ごしらえも楽しかった

アルゲリッチは、ここを引き立たせよう、ここは前に、ここはこんな響きで、というのが変幻自在に鍵盤を操り、もう魔法というか匠というか、誘ってくださった岡山の亀ちゃんには感謝のいいようもありません💕

岡山や愛媛のお土産をいただきながらブログ書き

9年ぶりだったり、卒業以来の再会に、とても良い時間を過ごせて嬉しいです。

終演延びることがわかっていたため、最初で最後の「終電の終電」

ダンナ様のご協力にも感謝しかありません🙇‍♂️