
こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。
「中学に進学してもピアノがんばります✨」と宣言してくれた6年生たち🥰
伴奏者オーディションも、教室生で賑わい、報告が続いています。
新入会の大人の方は「発表会では「月光」を弾きたい❗️」と意欲を見せてくださいました☺️
体験の際に「細かな速いパッセージも切れないよう🎵」と指遣いのお伝えしましたら、すっかり直してきてくださって感激です。
コンクール組も、今年は早め早めで準備しよう!と、心構えから取り組み始めました♪

先週、サントリーホールにポゴレリッチを聴きにいきました!
モーツァルトとショパンのプログラムでした。
1980年のショパンコンクール事件(予選落ちした彼の演奏に対し、アルゲリッチが「彼は天才よ!」と不当な評価に憤り審査員を降りた)がセンセーショナルで、強い眼差しが印象的な世界的ピアニストです。
師であり歳の離れた妻であったアリス・ケゼラーゼを亡くして29年。演奏休止期間を経て、2010年頃から再開。
強い印象とは裏腹に、悲しみを背負ったピアニストのように思われました。
上背のあるお姿で、楽譜を持って現れ、床にポイ😅、66歳になられて、笑顔が素敵。
いざ音楽が始まると、たとえようない美しく心に沁み入る表現に耳を奪われました。
モーツァルトでは、短調の音楽にフッと微笑みが差し込み、深く息の長いレガートと弱音にため息がでます。ステージを取り囲む観客が、寛いだ雰囲気で聴き入っている様子。やはり凄いピアニストだと思いました。
アンコールは、シベリウスの「悲しきワルツ」。
プログラム全編を通して、通奏低音のように流れる悲しみと、比類なき繊細な優しさが表裏一体となった素晴らしい演奏会でした✨

