こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。
9月16日の文京本郷秋季地区での演奏実技上級の合格を持って、19個の判子が全部埋まりました‼️
その喜びを、和歌にしたためます😃
朝の坂
光さす道
陽の音に
荷を携えて
秋の実結びたり
(すっかり、藤原道長「望月の歌」気分で詠んでいます😄)
1年と8か月半
2022年暮れから2024年9月半ばまで、1年と8か月半。
その前に初級筆記だけは1度、2019年に取っています。
中級の演奏実技からは、険しい試練となり、上級実技では30分近くの「リサイタル プログラム 」に、息を切らしての本番。
それでも、最後の16日の演奏は、2週間経っても「楽しかったなぁ」と、本番のありがたさを実感しています。
審査員の先生方の講評も、毎回精読させて頂きました📃
この試験を受検して良かったこと
中級実技からは、曲も本格的になったため、改めてバロックや古典派の演奏を学び直しました。
これらのスタイルを真に勉強することが、それ以降のロマン派、近現代へと繋がっていくのに、中高生の頃や大学で弾いたからと、何十年も経って疎かになっていきがちです。
18世紀は、ピアノの楽器がまだ大きくなかったため、派手な演奏効果は得られず、演奏会等で弾くには粗が目立つ割に、華やかさはロマン派以降に敵わないと、遠のいていたのです。
生徒さんたちまで古典派が好きになった
バッハやモーツァルトを真剣に学び直したことで、生徒さんたちも、ソナチネやソナタを大分好んで弾くようになりました。
面白さを伝えられるようになってきたのだと思います‼️
上級実技では、ショパンのエチュードもあったので、コンペD級の生徒さんと同じ曲にし、同時期に同じ曲をすることで、指導に生かしました。
新たなバッハの曲との出会いや、ロマン派のバルカローレや近現代が、必ず良い評価を下さる先生がいらしたことも自信に繋がりました。
得手不得手が明確に
演奏上の得意なこと、まだ出来ていないこと、苦手なことが、はっきりとわかったのが、このライセンス😨
弾くこと以外でも、試験や本番で陥りやすいミスや、あり得ないことを色々やらかし💦、ケーススタディともなりました。
曲数が多くて、聴こえてくる家族にさえ仰天されるほど。
最高点の発表される「指導実技」が、途中から毎回、自分の点数だったのも嬉しいことです。
きっかけは、
仲の良い尊敬する友人たちが、全級合格者ばかりで、「受検のころ、毎日が楽しかった」というお話や、判子の揃った投稿などをみて、次第に受けてみたくなりました。
思いの外、沼にハマってハードでしたが、得たものはとても大きかったです。
ここまで導いてくださった先生方、ありがとうございました‼️
また楽しんで進んでまいります。