「耳を育てる会」結局4人で行ってきました❗️
大人の生徒さんに「こんな観点で聴くといいよ」ということを伝えられて、すごく楽しんでいただけてお誘いした甲斐がありました。
1786年。悲劇的な運命を受け入れるかのようなハ短調の、気品あるモーツァルトのコンチェルト第24番。25年以上前、大学の恩師も館野泉さんの代わりで新宿でこの曲を演奏されました。
オーケストラから、向山先生のピアノの第1音にバトンタッチされる瞬間を、固唾を呑んで見守りました。その表情は、まさにこの曲の陰影とだぶり、最初から大興奮。
哀愁漂う管弦の旋律に、ピアノも決して対抗するような音色でなく、いぶし銀のような繊細で落ち着いたタッチで、一糸乱れぬ演奏が、今も色合いと共に脳裏に刻まれています✨
オケに取り囲まれるように、舞台中央に鎮座したピアノは、まさに楽器の王様の威厳、黒々と✨
大人の生徒さんたちと、獲れたてフルーツ🍓やおやつの交換会をして😃、終始和気あいあい、「ピアノすごくよかった。指揮もかっこいいですね。国内外のオケ聴いてみたくなった。」など感想もお聴きできました。
30分の演奏のご準備に🎹、どれだけ時間を重ねられたのだろうと、心からの拍手を送りました✨
その後、ヤマハさんへ赴き、2公演の山崎亮汰さんのコンサートへ。
ブゾーニ国際コンクール第3位。
ますます、国際派になっていかれる器を感じる、スケールの大きな演奏でした。1時間でがっつりした濃いプログラムで技巧と音楽性に驚くばかり。