こんにちは。ペルルピアノ教室の池田敦子です。
横浜のピアノクリニックヨコヤマの横山ペテロさんとの出会いは、2016年に遡ります。
郡山に家を建てていて、戻るという数ヶ月前。長く愛奏できるピアノを求めて、真剣に探していました。
甲府の橋の上で🚗、折り返しのお電話を頂いて、そのあと1時間に渡ってご説明くださり🏠、数日後にはお店に伺っていました。
当時、私は某国産メーカーの上位機種を契約、でもヨーロッパのピアノ(S社の)が憧れだったことを思い出し、国産以外に目を向け始めた頃です。
「「ヨーロッパ式調律」にも、お店で扱っているピアノにも惹かれますが、S社のピアノをどう思われますか。」みたいな質問から始まり、ピアノのもつ「声」(音色)についてお話を伺ったのが始まりです。
この時のピアノ探しは、生涯の友=ピアノ 探しだったため、非常に難航しました。
電車で出かけてどこかに見に行っては、帰りに駐車場でずっと停めて聴き比べ、
ヨコヤマさんのところへは、おそらく2度目に伺った時に、(楽譜を束にして持参し弾きまくった)夜遅くなって、このブリュートナーに決定しました。
雨の降る夜、横浜から甲府へ、真っ暗な道路を主人が気持ちを高揚させ「あのピアノにして良かったな!アツードにぴったりだよ。」(変な呼び方‥)と言い、家に着いたのはやはり夜中でした。
昨日、横浜から9:30にいらした横山さんがお帰りになったのは、0時近く✨
この丁寧で手をかけた作業を敢えてして下さるご姿勢が、私の練習をいつも支えて下さっているのだと思います。
巨匠の故イェルク・デームス氏が、お店で弾かれたこのピアノ。
今では、腰が抜けそうなほど凄い価格に上がっているそうです。
どんな素晴らしいホールで弾いて来ても、私は家でこのピアノで練習している時間が一番好きで幸せを感じます。
7年半前のあの出会いに感謝です。
ヨーロッパピアノは、寿命が長いので、これからますます、ピアノが花開いていくでしょう。
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