冬休みの宿題を、こちらの楽譜から数曲選びました。
「安川加壽子が選んだ 色とりどりの練習曲」多 美智子著 音楽之友社
バスティンのテクニックを終えた生徒さん、あるいは目先の変わった練習をしてみたい❗️というときに、ぴったりの楽譜を探していました💡
3度、連打音、親指くぐしなど、各テクニック別に目的をもって練習出来、長すぎず、系統立ててテクニックの基礎が学べます。
故人である安川先生がどう編集されたのか見ていましたら、1977年頃、NHK「ピアノのおけいこ」という番組に出られた際、ピックアップして、レッスンで使われたものらしいです。
ツェルニーや、ケーラー、ル・クーペ、ブラームスらの作曲した練習曲です。
こちらも、ブルグミュラーの手前から、それ以上を弾いている生徒さんは、購入されても身に付くものが大きいかと思われます😃
「先生が座っておられると何も感じないのに、立ち上がるといい香りが」・・・
とは、私の音大の恩師のお言葉で、安川先生にご幼少時から学ばれた際に、そう思っていらした・・・ということを、プログラム・ノートに書いておられました。
それを読んで、私は、「先生こそ、私にとっては、そうだなあ💓」と
いつも思っていました✨
先生にお会いしただけで、フォーレのバルカロールが脳裏に流れる。
そんな経験を何度も味わいました。
もうすぐ年賀状をお書きするので、身の引き締まる想いと懐かしさでいっぱいです。