内的聴覚を鍛えよう

レッスンで、高校生と話していて「小さい子でも、上手い子、いますよね!」聴きたいと思う子と、普通の子の違いって、何なんでしょうと聞かれました。

「音の出し方、出だしの入り方から違う気がします」と、良いところに着目しています😊

高校生と、こういった話ができるのは、幸せな時間です💓

よくぞそこまで育ってくれました❗️

「内的聴覚」が育っているかどうか

ピアノで「歌えている」というのは、即ち、「内的聴覚」(山本美芽先生のご著書で繰り返し説かれていますね)が育っているということです。

音が出る前に、想像する。

その過程があれば、「入るの早い」といった状態にはならないのです。

その音楽を、心でどう歌うか、どう拍子が流れていて、その中でリズムを刻み、感じ取ってこそ、表面に現れてきます。

よく小さいお子さんが、すぐにチャカチャカ音を出すのは、この段階がないから。

心で感じて、頭でイメージしてから音に出す、その「待ち」ができると良いですね。