声のブログ[調律をしました]

 

ピアノの巨匠 故イェルク・デームス氏  ピアノクリニックヨコヤマさんの店内(お写真、お借りしました)

製造番号的にも、まさに、このピアノです。

ヨコヤマさんとのご縁

2016年、9月下旬。私は、生涯5台目となる最後のピアノを探していました。

家が建って郡山に戻るタイミングに、生涯の伴侶となるピアノを真剣に考えていました。

ヤマハさんのS4に決めたあとから「いや、確か甲府にいく際に、スタインウェイを見に松尾楽器さんに行って手が出なかったけれど、ヨーロッパのピアノの音色が忘れられない。」となりました。

紆余曲折しながら、横山さんにコンタクトを取り、甲府市内の橋の上を運転中に🚗、折り返しのベルが鳴ったのです。

一時停止し「家に着いたらおかけします」と折り返すと📱、1時間以上お話ししてくださり21時をまわっていました。

翌週、横浜のお店を訪問し、店中の良い音色のピアノに魅了されながら、そのときは、ブリュートナーを買ってしまうことになるとは思わずに帰宅。

その後、2度の訪問のあいだも、あれこれピアノに迷い、寝ても覚めても考えていました。

2016年12月の搬入時


遠くまで音を飛ばすスタインウェイよりも、音色の表情を変化させられるこのピアノが私の部屋にはベストだと決断❗️

あの時の真剣なピアノ選びは、「どのピアノを選べば、幸せか。今後ずっと幸せにピアノを弾けるか」その問いに、向き合って、音色と対話した結果だったと思います。

あの時の私の選択は、その後に出会う生徒さんたちの運命をも左右する✨決定的な出会いとなり、選択は私にとって正しかったです。