心の込もった歌声
先日、合唱曲の「旅立ちの日に」のピアノソロバージョンをレッスンで取り上げ、中学生が、素敵な歌声を聴かせてくれました
小学校高学年のときに合唱部に入っていた女の子ですが、中学生になりスポーツの部活に入りました。
良い声は健在で、声の出し方そのものに心が込もっていました
幼稚園のときから教えており、その頃から歌が好きだったのを覚えています。
音程が正しく取れるようになる、発声の基本が身につくと、
最近、ピアノがやっと両手に入った男の子たちが、最初は、歌うと音程がよくとれなかったのに、音程が外れることが少なくなってきました
お母様たちは、いわゆる「音痴」を心配されていましたが、「直ってきた!!」とホッとされているようです
音程をとること(作り出すこと)を知らなかっただけなのです
歌心が出てくる前の土台をつくっている段階です♪
レッスンで声を出す理由
ピアノのレッスンのときに、歌詞が付いている歌や、「ソルフェージュ」で音符の名前を読んで歌ったり(視唱と言います)、季節のうたを歌ったりするのは、自分の出している声をきちんと聴いて、まずは音の高さが取れるようにという目的もあります。
はじめから、音程が正しくとれるほうが稀なことです。
訓練してこそ、実写版が大ヒット上映中の「美女と野獣」の劇中歌のような、爽快な歌声が可能になるのです