ピアノの曲を「表現しよう」と思うとき、整えておきたいのは、「指」です!
どんどん曲が進んで来たり、人前での演奏、入魂の演奏をするときに、支えとなってくれる、指を鍛えることは、大事なこと
どんなに柔らかな音を出すときでも、しっかりした指を持っているのに越したことはありません。
一本一本独立した指
指は、鍛えないと、すぐに弱くなってしまうものです
逆に、鍛えれば鍛えた分、効果が出やすいです
音階でも、アルペジオ(和音をばらした形)でも、ハノンでも、他の指のためのエクササイズでも良いです
付点練習など、リズムを変えたりして各指を強化し、
一定の時間みっちり訓練した指で、何かの楽曲に向かう時、思いがけず自由に、脳が指令したように指が動いてくれるのを、実感することができるでしょう
輝かしく、張りのある音
指がしっかり支えてくれることにより、輝かしい音が出ます。
輝かしい、というのは硬質なイメージですが、
指を寝かせて、柔らかい歌うようなフレーズを奏でるときでさえも、独立した指は、演奏の支えとなってくれます。
難曲に必ずある「アクロバティックな箇所(笑)」にも立ち向かえます。
見せ場に対応出来るだけではありません。
指の訓練は、何のためにあるか・・・、それは、やはり自由に想いのままイメージを音に表現をするための、支えとなってくれる大切な土台を作るためではないかと思います。