柔らかなタッチ

ピアノというのは、西洋音楽〜ヨーロッパの音楽から発展した楽器です。

1690年代に、イタリアのクリストフォリが、ピアノを発明してから、木製のフレームで鳴らす仕組みを経て、鉄骨フレームを開発したスタインウェイにより、より大きな音量の出せる楽器へと発展を遂げました。

最近、ヨーロッパの楽器メーカーや国産メーカーのピアノを何台も試弾して、各メーカーの音色の違いや構造の特色について、以前よりずっと把握することが出来ました。

試弾に立ち会っていただいた方々からのお言葉から改めて確認したのは、私のタッチは柔らかいということでした

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私は、叩かないし*、音色の特質への賛辞として嬉しいお言葉でした

来週は、外部で弾く機会がありますので、じっくり練習の時間をとって取り組みたいと思います

*日本におけるピアノ演奏の黎明期は、ピアノを叩くような奏法や、ハイフィンガーと呼ばれる指を立てて弾く奏法から始まりました。長い年月を経て、指を寝かせて指の腹で鍵盤に吸い付くようなタッチに改革されていますが、タッチの問題は個人差があるものです。