お家での練習の仕方(導入編)

始めたばかりのお子さんの練習方法についてアドバイスです

私は、「うたとピアノの絵本 みぎて」(呉暁 著 音楽之友社)を導入で使っています。51teexab48l-_sy364_bo1204203200_

この本の良いところは、2小節から4小節の短い曲に、ぜんぶ歌がついており、曲のリズムと言葉が一致すること。
メロディーの高低とも、言葉(歌詞)の抑揚が一致するので、まるでおしゃべりをするように、自然に弾けることです

回数を決める〜反復練習

まずは、5回
あまり間をあけずに、5回続けて弾いてみましょう!
反復練習です。
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1回目から、2回目、
2回目から3回目へ行くときは、
休符の分くらいしか間をあけずに、さささっと繰り返すのが良いです。

お母さんが側についていらっしゃる時は、
反復の際、途中で止まってしまわないように、「ハイ!」とか、「さんハイ!」、「1,2」、「1,2,3,ハイ」など、
かけ声をかけてあげると、それに乗って、5回はすぐできるようになります。

なかなか弾けなくて、つまずいてしまうと、気持ちがしゅんとしたりしますが、こだわらず、
テンポ良く、反復出来るようにします

出来ないところを取り出す前に、まず、

リズム読みをしながら打ってみたり、
指だけ動かしてみたり、
歌ったり、
ピアノを弾きながら歌ったりして覚えていきます

指がうまく次の音にいかないところは、
そこだけ取り出して、(2音だけ、3音だけとか)練習してみます。

部分練習といいます。

出来るようになったら、最初から最後までつなげてみましょう。

テンポ良くがポイント

途中で、イスから離れてしまわないように、まずは5回で良いので(そこから増減して)、
テンポの一定の波にうまく乗って、反復して上達しましょう