バンクーバーの麗しい舞い
昼間のLIVE放送を、ちょうどミキティーの前の選手から観る事が出来ました
選手達の、気迫せまる完成度の高い演技に感動でした。
安藤美姫選手の曲は、「ローマ」のテーマソングで、私はとても好きなんですが(楽譜が出たら嬉しいな)、4分間固唾を呑んで見守ったクレオパトラは、丁寧に素晴らしく舞っていました
けれど、キムヨナ選手の、猫のようにしなやかな動きは、誰も寄せつけない程の圧倒的な演技でしたね
どの場面を切り取っても、息を殺して魅入ってしまう美しいシルエット。。
完璧なテクニックと、それを感じさせない落ち着いた情緒的な演技。。静と動の、「静」の部分が、彼女の場合は「静止」ではなく媚態のある優雅な動き。
あのコケティッシュな目線も、今日だけは、許せましたわん()
ガーシュウィンのコンチェルトヘ長調と衣装の色が、キムヨナ選手の持ち味とマッチして相乗効果を発揮していた様に思います。
デモーニッシュな演技に取り組んだ真央ちゃんは、本当に悔しそうでしたが、タラソワコーチさんは、あの選手に何故、ラフマニノフの前奏曲「鐘」を選ばなくてはならなかったのか、(重厚で、個性に合っていなくて)そのことも残念ですよ〜。
「仮面舞踏会」もハチャトゥリアン作曲ですからロシアものですが、曲自体は合っていましたよね…。
しかめっ面で滑る曲よりも、笑顔の方が合っています
鈴木選手の、ウエストサイドストーリーや、カナダのロシェット選手の「サムソンとデリラ」、アメリカの選手の「パガニーニの主題による狂詩曲」やミキティなどは、私の主観では、選曲が合っていた様に感じました。
キムヨナ選手の晴れ晴れとした素直そうな笑顔と涙を初めて見ました。。。
それにしても、水準の高い、素晴らしいフリーに感激でした選手の方々や、周りで支えて来られた方々のこれまでの長い道のりを思うと、労いと賞賛の拍手と喝采を送りたい気持ちです!!
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