土地柄の違い?!
連休後半、甲府で大作業があったので、風邪で熱を出しながらも、夜の明けない内に向かいました。目を覚ますと、南アルプスの遠景が眩しかったです。
しかし、翌日へとへとになって、38度を越え、夜間救急担当の病院へ。
無事に戻って来れるか、心配だったからです。
結果、ただの喉風邪でしたが、この甲府の救急の当直医師や薬剤師さんの対応が、非常に丁寧で、強いインパクトのある出来事でした。
夜間の救急病院は、この時期、とても混んでいて、次から次へとマスクをした人がやって来ます。
当直医師は、かなり年配の方でしたが、一人20分位かけて、非常に丁寧に話されます。
私の前の患者さんは、食あたりの人らしかったですが、長い説明に、ジリジリして待つと、やっと私の番に!
喉風邪の診察の後、ゆ〜っくりお話され、「福島の方は、真面目だから…。」など、色々、お喋りの糸口を見つけ出そうとなさる医師。
「八重の桜」や、奥州の「藤原三代」の歴史的な話にまで発展し、さすがに、こんなにゆっくりお話しを聞いていては、と焦りましたが、効率重視の救急センターに慣れていた私には、新鮮な驚きと共に、見知らぬ土地で、有難い思いさえしました。
郡山の人は、割と、ちゃきちゃき過ごしています。
こういう時間の流れ方は、あまり見かけません。
その後、薬を受け取りに行った時の、薬剤師さんは、「風疹の流行について」話され、私が興味を示すと、「昭和何年から何年まで中学時代を送った人は、かくかくしかじか…。」と、MRワクチンの接種についてなど、ここでも丁寧にご説明を受けました。
患者さんが一杯いる時、顔もあまり見ないで、短く診察して回転を速める医療に慣れてしまっていると、この時間感覚には、当惑しつつも、空気を読むばかりが良いことではない…と、しみじみ思いました。
ところで、この連休での一番の収穫は、主人から「あっちゃんて、家庭的なんだね!」と、言われた事で(爆)、その一言で、とても救われました。
脈絡無さげな、この記事につきあって下さって有難うございます♪
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