音楽学者の樋口隆一先生指揮のコンサートへ

こんにちは。ペルルピアノ教室主宰の池田敦子です。

29日は、ピアニスト樋口紀美子先生のお兄様で、バッハの研究者の樋口隆一先生が指揮・指導されてい明治学院バッハ・アカデミーの演奏会を聴きにいってまいりました。

雨と桜並木のマッチしたソフィア通り(というのでしょうか)を通って、紀尾井ホールへ。

モーツァルト:シンフォニー ニ長調「プラハ」

      :ピアノ・コンチェルトニ短調K.466

ハイドン:「ネルソン・ミサ曲」(不安な時代のミサ曲)ニ短調

調性にも拘られた名曲揃いの素晴らしいコンサートで、モーツァルトでの洒脱で軽妙な指揮から、わずか約10年後に作曲されたハイドンでは、たっぷりとした膨らみのある音を引き出されていらっしゃいました✨

渡邊順生さん所有の、ナネッテ・シュトライヒャーという女流製作者の制作したフォルテ・ピアノで演奏されたコンチェルトでは、第1楽章のカデンツァはベートーヴェンが作曲、第3楽章はフンメルのカデンツァを弾かれていました。※「カデンツァ」‥楽章の最後に置かれた、オケの伴奏がなくピアノの華麗な独奏部分。

オーケストラでも、古楽器が使用され、時代を経て18世紀にタイムスリップしたかのような響きに包まれました☺️

キリエからアニュス・デイまで至るミサ曲も、4名のソリストをはじめとし合唱団の澄みわたる豊かな音楽を堪能しました。

樋口紀美子先生のレッスン⇨カフェ☕️⇨桜並木⇨紀尾井のルートも、先生や門下生仲間との楽しい道中となり、タクシーからもお花見と東京見物☺️イベント感溢れる一日でした。

 

ちなみに、うちの桜も咲きました🌸