知っておきたい「楽譜」の版のこと

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ショパンだったらパデレフスキ版↑や、エキエル版↓などありますが、パデレフスキ版で良いと思います。

輸入版のライセンス版です。

バッハなどドイツ人作曲家のものは、ドイツのヘンレ版(右)

エキエル版はもう少しお高いですが、日本の「全音」などの出版社のものと価格の違いは1,000円ほどです。

ソナチネ

ソナチネは、私が子どもの頃のは写真左。

今は、今井顯先生の版を、お勧めしています。

従来のものも、どちらも、ソナチネアルバムのなかに、平易なソナタや、古典派の小品も収められていますので、それらにも取り組んでみると良いと思います。

ブルグミュラー(ロマン派)が中盤に差し掛かったら、ソナチネも併行して弾いていくといいですね!

時代・スタイルが異なるので、形式の勉強になります。

ソナチネは、1巻、2巻とありますが「そろそろ、ソナタ❗️」という段になったら、

ソナタ・アルバムではなく、ヘンレ版のモーツァルトや、ベートーヴェンのソナタ集(2巻組)

にいってしまった方が良いです。

いずれ買うことになります。でも大抵の生徒さんはここまで辿り着くのがたいへんな道のり😅

たまには背伸びして、ショパンやバッハの難しい曲を弾くのもいいのですが、

大人の方も子どもさんも、まだピアノ歴が5〜10年では、背伸びばかりだとどうしても、基礎の手落ち、なんらかの学ぶ筈だったことに脆さが出てきますので、気をつけないといけないところです😊

達成感の満たされる方に向かいがちですが、系統立てた練習をおろそかにせず、焦って進むことのないようにしていきたいですね🍀

ちなみにドビュッシーは、安川加寿子先生の版が私はおすすめ。

ちょっと上手になってくると、お父様・お母様たちから「子どもさんに弾かせたい曲」として、大曲のタイトルがバンバン飛び出しますが、結構、音大レベルの曲ばかりです💦

「音楽の道には進ませない・・」という方針とは、そこは大きく矛盾するのが、一般的なあるあるです。

こちらに出した楽譜は、ソナチネとプレ・インベンション以外、難しい方に属します。

参考までにお書きしました。

こちらのブログにも書いています。https://perle-piano.net/wp/?p=8793