幼児期の良い思い出が、心豊かな人生に繋がるように「A2級入賞者記念コンサート」

8月18日(土)は、全国から選抜された63名の未就学児さん達による、ピティナA2級の入賞者記念コンサートが、銀座ヤマハホールで開催されました。

東北からは2名(岩手と福島)、1人は私の生徒さんが選ばれて、出演させて頂きました。

土曜日で、銀座はホコ天!華やかな賑わい

全国の皆さんのキラキラの演奏に並んで、落ち着いて堂々と、立派に弾いてくれました

お母様は、4日前の最終レッスンの際にも「先生がわざわざ京都からいらして下さるんだから、しっかり弾いてね‼︎」と話されていたのですが、本当に心の伝わる、これまでで最高の出来栄えとなりました

5歳の子どもさんが、私の言ったことをよく守って、澄んだ響きで歌うような音色を聴いて、嬉しさが込み上げ、心から褒めてあげることができました

ご両親様とお祖母様達、私で、生徒さんを囲み、笑顔満開で声かけ合った終演後のひと時。努力が実った小さな女の子の、とても幸せに満ちた時間だったに違いありません。

2017年の特級グランプリの片山柊さんが、「喜びの島」の特別演奏のあと、「この子達も、片山さんのようになれますか。」の司会者の問いかけに「本人のヤル気次第です‼️」と応えたのが非常に印象に残りました。


会場では、全国大会出場者を毎年輩出されている先生に、ご挨拶させて頂いて、生徒さんも、初めての場所でも、温かな繋がりを感じたのではないでしょうか。

二本柳先生が、生徒さんとお写真撮っていらっしゃるところに混ぜて頂きました♪

「ご縁」の大切さを身に染みながら、京都の宿に戻り、この日お会いした二本柳先生や中嶋先生にも、『この下河原の通りで、お車に乗せていただいた』と、震災の避難中のことを思い返しました。

その頃、この生徒さんは、まだ誕生されてないのです♪

時は流れても「熱心さと努力」は、忘れないように大事にしたい私の長所ではないかな(!)・・・と、自分を励ましたりしました

震災時、お世話になった京都の旅館の社長さんは、今回の滞在でも侠気に溢れ、しみじみ「人との繋がり」「情」の有り難さが身に沁みました。

これからも頑張ります