先日、リトミック研究センターの上級指導資格認定試験の合格通知が届いて、ホッとしています。
なぜなら、試験直前の、大事な補講を欠席して、あるリサイタルに伺った経緯があるからです💦
音大の、同じ門下の後輩さんにあたる、佐藤さんと小澤さんの素晴らしいDuoリサイタル!!
開催日の前前夜に偶然見つけたのです。
どうしても聴きたくなって、急に前日に問い合わせさせて頂きました
「2台ピアノと連弾で巡る日本とフランス」、選曲も粋なセンス溢れて、演奏も幸せな音色でした。
というのは、10年以上前に、佐藤さんの演奏を一度聴いたことがあるのですが、彼ほど、演奏しているときの幸せそうな表情で弾くピアニストを私は見たことがない。あとは、大家のシフくらい❗
お二人は同級生で同じ門下。だから音色がとっても合うんです。
どちらかが壊すということは全くないどころか、呼応しあって、ミヨーの「スカラムーシュ」の2楽章など、一人で弾いているかのように、溶け合っていました。
それぞれの音色の持ち味は違っているのに(それがまた面白かった)、考えていることを把握しきっているといった感じで、息がぴったり。
現在は、花岡先生に師事されているとのこと、プログラムに、タイユフェールや、木下牧子さんの曲があることなどからも、随所に研鑽のご様子を伺い知ることができました。邦人作品もとても勉強になりました。
でも、聴こえてくる音からは、懐かしい恩師の音色が。
滅多に聴けない音色です。歌い方もそうです。
幸せで涙が出そうでした。
ずっとこの時間が続くといいな・・・と思うリサイタルを聴けて、大満足でした。
こういう演奏を、生徒さんにも聴かせられたら。。
(どこまでこのお話、書いたらいいかなと迷い、フルネームではなく、名字のみのご紹介となりました。)