おんがく力グループセミナー1回目を終えて

GWの前後で行った、おんがく力グループセミナー1回目の「音楽紙芝居」も一段落つき、また、通常の個人レッスンに戻ります。

グループでは、横のつながりや、アンサンブルには関係性も大事であることなど、肌で感じて頂ければと思っております。

今回、紙芝居の細かなディテールにまで一番反応が大きかったのは、小学校中学年位のお子さん達でした。純粋に、色々な興味が旺盛でした。

高学年以上では、縦のつながりも意識し、弾き合いで弾く順番や、お菓子を選ぶ時に、年少者から選ばせてあげるなどの細やかな気配りもありました。

他の生徒さんの演奏を聴き、色々な曲を知る機会にも、刺激を受ける機会ともなると良いです。

音楽の入り口に立ったばかりの小さなお子さん達は、初めてのことに、ひとつひとつ覚えていく(合奏)といった感じで、少しとまどいを見せながらも、後半はどんどん乗って、来た時よりもお帰りの時の方が数倍元気になって、お母様たちのもとに戻っていった様です。

お歌が好きで、大きな声で元気に歌い、色々な楽器に興味を持って、リズムをたたいていました。

ハンドベルでは、タイミングを得るのに、お友達の他の音を聴かなくてはならないということも学びました。

初心者グループでも、一時間半ではなく、2時間でも充分出来そうだと思う程、好奇心と関心と元気に溢れていた様子です。特に、グループでやることによって明確に見えて来た能力を知り、今後それぞれの個人レッスンに活かし、つなげられそうです。

何分余ったらこれをしよう、あれをしようと、いくつかやることを準備しており、和みタイムのすき間にも、手遊びなど取り入れましたが、全体的に、そうした細部をもっと練って準備した方が良いなというのが、私の反省点のひとつです。

紙芝居に関しては、作曲家を、実際にいた生身のひとりの人として、生きている中で、悲しい事件も、嬉しい出来事もあり、そのなかでどう頑張って実りを成していったかを、味わって頂きたかったので、もうバッハも、厳格なおじさんではなく、イメージが少しは変わっているでしょう!

作曲家に起こるエピソードの中で、みんなが印象に残った場面は、共通点がありました。やはり劇的な部分、強烈な箇所が心に残ったようでした。それでも、意外な部分を心に留めた様子のお子さんもいて、さまざまな反応と発見に、私も大変勉強になりました。

次回は、初夏にヴォイストレーニングで発散!の予定です。お愉しみに♪

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