直木賞「蜜蜂と遠雷」に感銘を受けました

週末になる直前に、しきりにフェイスブックでこの本の表紙を眼にしたら、直木賞を受賞された恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」🐝でした

ピアノコンクールのコンテスタント達が成長していく話だというので気になり、アマゾンでは在庫切れだったので、雪の降る夜早速買いに行きました!

507ページで二段。長かったけれど、週末一気に読みました

最初、クラシック音楽界をシビアにわかっていらっしゃる洞察に、苦笑しながら面白く読み進め、途中からはもうハラハラしながら、じわじわと音楽に吸い寄せられるように、本に大きく引き寄せられました!

天才的な才能に嫉妬してみたり(笑)、ピアノをやっていて味わう色々が、ここにはありました。

弾いたことのある曲も多々出てきて、音楽の描写に共感し、登場人物の葛藤にも、力強さを与えられ、非常に練れた文章の匠の凄みを味わいながら、読書の悦楽に身を任せた良い時間でした

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Filed under: 書評 — 12:45 AM
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