2015年11月3日
ピアノのお習い事のメリットとは、
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情操教育と言われているピアノのお習い事には、
・脳の発達に良い(演奏=同時に幾つものことを処理し統合する能力。)
・心を豊かにする(情操。生き生きと心の深部まで満たす)
要は、左脳と右脳のバランスの良い発達を促す、大きな作用があります。
・判断力、忍耐力、継続力も培われることにより、様々な生活の局面を乗り越える力がつきます。
幼い内から、マンツーマンでのレッスンにより自然と身につく、
・マナー教育、 という側面。
相手を思い遣る心から発し、お互いに心得て心地よく過ごすために必要なもの。
成熟した品格は、教育と、自ら考える力によって培われるものです。
マズローのいうところの、自己実現の欲求の先にある、
・「真・善・美」に触れる、
高次の欲求の充足もあります。
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先日、マリア・ジョアン・ピリスのピアノで、デュメイの指揮のベートーヴェンの協奏曲4番を聴いて来ました。
ピリスのピアノは、冒頭から語りかけるようにデリケートに表現され、生命の鼓動が脈打つような活気ある演奏に、客席も熱い感動に包まれていました。
ああいった演奏を聴くと、いかに普段意識に上っていない心の次元というのが深くあるのか思い知らされます。
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