2013年5月16日
良識ある教え
近年、色々な所から、訪れて下さる方々があり、演奏を聴かせて頂く機会があります。
楽譜を読むことが、あまりにも苦手だったり、手の形や腕の使い方などに、ほとんど指導が入っていない状態や、指使いに無頓着(etc.)なまま、何年かピアノを続けてきた…という状態を、目にすることがあります。
そうなる前に、何年かの経緯がある筈で、どうして指導者は、直してあげれなかったのか、もっと自然に弾けるようにしてあげられなかったのか、その都度、疑問に思います。
ピアノを始めた時、子供さん達は、何もわかっていない真っ白な状態。毎回毎回のレッスンで、教えること、一緒に創っていくことは、数限りなくあります。
普段のレッスンで、何くわぬ顔で、生徒さんの演奏を聴きながらも、要所に切り込んで、演奏を良く変えていくには、注意して聴いて、それを見逃さず、ちゃんと直してあげたいものです。
千差万別の部分もあるでしょうけれど、職業として、教えている限りは、やはり一人一人が、良識を持って、指導したいものですね!
今日は辛口ブログだにゃ☆
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Filed under: ピアノテクニック — 11:44 PM
ペルル先生
まさにおっしゃるとおりです。
学校での伴奏者に選ばれる方は
たくさんいらっしゃるのですが、
私は これまで 自分の発表会に照準を合わせ
教室の中での成長がすべてでした。
ですが、
自分の子どもたちの手がかからなくなり
様々なセミナーや
コンクール、ステップなどに
目を向けることができるようになり
自分の指導法の弱さ、改善策などを
学ばせていただけるようになりました。
ペルル先生の良識ある指導者に近づくべく
日々精進していかなければと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
ミモザピアノ レイコ先生
こんにちは!コメントを有難うございました。
1年以上も、悩んでいたことを、記事にしてしまい、私もうまくまとめられず、きっと色んな受け取り方があるだろうなと思いました。
ベテランの先生方も読まれる可能性もある中、こんなこと書いてなんなんだろうって感じもあるかと思いましたが、
手の形とか、色々書きましたが、詰まる所は、音楽への愛とか、仕事への情熱とか、目にはみえない何かを、感じられなかった時に、きっと私は、じりじりしているんだな、という気がしています。
レイコ先生の生徒さん達は、とてもお幸せだと思います!
先生の愛情の詰った時間を共有出来るのですもの!
生徒さん達は、新しく移られる度に、それまでのレッスンでの歴史を背負っていらっしゃいます。
それを否定することなく、より良くしていってあげたいと思いますが、難しい時もありますよね(> <) 私は転校の度ごとに先生が変わりましたが、あとになって振り返ると、その場をやんわり過ごしてしまうレッスンより、口うるさくても沢山指導が入ったレッスンの時が 一番実になりました。それで、自分の時と照らし合わせて、最近色々考えていました。 これからも勉強して、どんな場合も、生徒さんが伸びるように対応していけたらいいなと思います。 どうぞ今後とも宜しくお願い致します♪
私も、全く、その通りだと思います
この記事を読んで
嬉しくなりました
ありがとうございます
MEW先生
有難うございます!!
この記事、自分の悩みとして書いたのですが、受け取られ方は様々だろうなと、覚悟して書いたので、ご賛同下さって、とても嬉しいです。