「あなたに逢いたくて」松田聖子さんが語る、人生最後に聴きたい曲

数週間前、松田聖子さんの、再々婚祝いの音楽番組で、「人生で大切な10曲confident.gif」を語られていました。

「音楽との出会い」「憧れ」「30代での自分探し」「親としての自分」など、節目による項目がありましたが、とりわけ深く心に刻まれたのは、「人生最後に聴きたい曲note.gif」でした。

聖子さんは、ご自身が作詞なさった「あなたに逢いたくて」を、最後に聴きたいと仰いました。

リリースされた当初の映像と、数年隔てて歌われたものを比較してみましたが、歌唱の深みが全く違いました。
後のものは、よりゴージャスな幅がありました。

同じ歌詞とメロディー、同じ歌手が歌っても、全く違う。

人生での経験が、節回しひとつに大きく影響を与え、深い情感が増える程に、心と音楽も密接に繋がって来ますね。

聖子さんの場合も、「あなたに逢いたくて」を作った時の「あなた」と、その後に歌われる「あなた」は、もしかして違う方かもしれないし、同じ方かもしれない…それはわかりませんが、結局は、自分の大切な愛情という意味では同じなのかもしれません。

歌人、岡本かの子さん(岡本太郎氏の母)の和歌を思い起こしました。

「年々に、わが悲しみは深くして、いよよ華やぐ命なりけり」

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

Filed under: アクター,音楽 — 7:28 PM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA