2012年3月8日
ポリーニのバッハ「平均律第1巻」
うふふ、ブログ3つ更新したので、遡って読んで下さいね〜(私は6日のが気に入ってます)♪
近所で、取り壊しばかりやっている為、朝からなにやらうるさいので、先日買ったポリーニの2009年録音の平均律のCDをかけてみました。
さすがに透徹された明るい美しい音!「音色そのもの」に一番の関心があるというポリーニ。
楽器そのもののポテンシャルに拘るポリーニの演奏は、観念的な所がなく、ベートーヴェンのバガテルを生で聴いた時にも感じた、まるでイタリアのオレンジの香り漂う様でした。
まあ、イタリアのオレンジの写真は見つからないので、このバかでかいレモンでも♪
3番のプレリュードも輝きに満ちて清々しいし、大学1年の時に試験で弾いた18番なんかも(短調嫌いの私にしては珍しい)、プレリュードもさりげなくデリケートで、フーガも作為的でなく、深い物想いが情感があり、流石ポリーニといった名演でした。
ただ、外の工事の音と相まって、多声部が絡み合うバッハの音が、やたら音が多く聴こえ、同時におしゃべりな人がしゃべっている様で、聖徳太子じゃあるまいし状態(工事のせい、工事のせい…)!段々肩が凝って来てしまい、聴きながらブログ書きが出来なかったのが難点!
明日の大人の生徒さんは、1番を弾かれるので、一緒に聴きましょ♪
あっちゃん♪
ポリーニとアシュケナージのショパンエチュードを聞き比べていた頃が懐かしいです。白馬の王子様と頼れる大先生とか誰かと話していた記憶があります。
バッハの音もオレンジの香り漂うのね~♡
私は試験に15番G-dur、短調が好きなのにね。
懐かしい千倉先生の平均律の講義を覚えていますか。
18番のフーガの書き込みを見るとmollで終わるって書いてある、他はほとんどの短調がピカルディで明るく終わるのに。私は最後にひとすじの光が見えるのが好きなんです。
でもこの18番はそうでなくても情感たっぷりの滑らかな旋律に慰められるよ。テーマの同音に肩をポンポンと叩かれて「大丈夫っ。」て言われているよう。
かめちゃん♪コメントいっぱいありがとう(*^^*)
遅くなってごめんね!
15番を開いてみて思い出したけど、1年の時に、練習室でたまたま亀ちゃんが練習中の(2号館?)を通りかかって、Cちゃんが、「亀ちゃんが、バッハを楽しそうに弾いてるな〜♬」って言ったの!記憶って、こうして引き出されるのね!
それで、18番は、ヘンレでは括弧してピカルディーの終止になってたよ♪
轟先生のセミナーに行ってから、生徒さんにも和声のこと話すようになったので、ピカルディーの話も最近よくしてました〜^^そうか、一筋の光の表現なのかもね。あの終止は。
千倉先生のは、がんばってびっちり書き込みしたなあ。でも休んで、Yちゃんに写させてもらった事の方が多かった様な^^:使っていないブライトコップフに書いたのですが、今探してみたら、みつからなくて残念。(あるだろうけど)
ポリーニと、アシュケナージのその例え、言い得て妙ですね!
ポリーニって、容姿も端正だし、ショパンに似てない?