高学年、中学生のグループレッスン
先週の木曜日、このグループは2時間枠で行ないました。
クリスマス会で、こちらのグループは、「おはなしピアノ」を披露します!
以前から「おはなしピアノ」に着目していた私は、夏に、多喜靖美先生のセミナーで「おはなしピアノ」の実践を見ました。その後、独自にお訊ねしての絵本と楽譜ですので、ブログで公開は致しませんが、時期にぴったりの絵本の読み聞かせと、それに付随する音楽を、生徒さん達が演奏するというものです。
この日、初めて通しでやってみましたが、クリスマスの雰囲気に溢れ、とても素敵でしたので、生徒さん達には、担当の曲を、更に頑張って練習して欲しいと思っています。
さて、こちらのグループで一番気になったことは、ピアノを使ってのアンサンブルが、なかなか難儀だった事。
セロリ先生のアンサンブルの楽譜や、「一本指」やら、ぐるぐるピアノやら、色々挑戦してみたのですが、一発勝負では、なかなか弾けない…曲らしくならない事が発覚しました。(練習してくれば、弾けるお子さん達です。)パートによっては、固まってしまうことも、、。これは、ある程度予想はしていましたが、曲の難易度を大幅に下げなければいけなかった事には、アンサンブル力の低下を、実感せずにはいられませんでした。
学校で「合奏」経験(必ずしも良い面ばかりではありませんが)のあるお子さんは、割とすんなり、譜面を追っていける様でした。
他に、理由としては、意外にみんな「曲」を知らない…という事が挙げられると思います。
アンサンブルの楽譜に出てくる曲が、知っている曲ならば、すんなり弾けるのかもしれませんが、メジャーな曲でも、案外知らず、曲らしく演奏出来ない…。これは、今後の課題ですね!
勉強・部活と大変忙しい時期のお子さん達ではありますが、クラシック、ポピュラー、様々な曲も沢山知っていって欲しいと願わずにはいられません。ご家庭でも、自然な形で色んな音楽に接することが出来ると良いですね。
スケールは、複数の調で合格し、低学年までにはまだ出ていない「メダル」を、いよいよ注文しました!お楽しみに。
今回は、どちらのグループも、スケールの合格ラインは、そんなに高くはしませんでした。
多様な調を、抵抗なく弾ける様になって欲しい、伝統的指使いを覚えて欲しい(例え、音階が順番に並んでなくとも、想像が出来るともっと良いですね)…、受かって自信を付けさせてあげたいという想いからですが、色んな面で、「音楽的自立」が、もっと出来る様になれば、と願いを込めて、ご報告を綴じさせて頂きます。
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