ブラボー、ポリーニ!!
先ほど、サントリーホールでの、マウリツィオ・ポリーニのリサイタルが終演しました!
今夜の演目は、ベートーヴェン後期の3大ソナタです。
休憩無しで、続けて演奏されたため、アンコール(バガテルより2曲)含めても、1時間20分ほどで終りました。
が、時間なんて関係なく密度の凝縮された時でした!
最高峰のピアニストに対し、言葉にするのを試みても、陳腐になってしまいそうで書くのが難しいです。
リサイタルが始まる前の、会場を包む空気は、緊張感と期待感がみなぎっていました。
第32番の後半など、この世のものとは思えない超越した世界で、このまま、演奏が終わらずにいてほしいと、願いながら聴いていました。
17日のショパンの命日には、ポリーニは同ホールでショパンの24の前奏曲を比類無い完璧さで演奏なさいましたが、今夜の方が、私は心の底から、聴くことが出来た幸せをかみしめました。
前回聴いたのは、私は10年ぶり位でしたので又いつ聴けるかと思うと、名残惜しく、スタンディングオベーションの熱気で溢れかえる会場を後にしました。拍手は、本当に一人一人が、演奏者に向けた感謝と賛辞の拍手でした。
♬♬
生徒さん向けに、ポリーニがどんな人かというと、第6回目のショパンコンクールでの、審査員全員一致の優勝者で、その後、ツアーなどの生活にすぐに入らず、なんと更に10年も勉強を積み、演奏活動に入った、最高峰の巨匠ピアニストです♬(現在、68歳)
ミラノ出身で、今期の来日では、イタリアから調律師のファブリー二と、その所有のピアノを運んで、理想の音の追求をしています。
若者を育てるプロジェクトで、今宵も、恒例の同じ舞台上に、学生席を設けており、ポリー二を真近で聴ける果報者さん達が数十名いました☆
〜〜
10月は、演奏会が集中しており、来週のルプーも楽しみにしていましたが、急病による緊急帰国で、公演中止になりました。。
また、落ち着いた日々に戻ります!
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