ワインと音楽

HPのコラムに、新春企画「ワインと音楽」を、始めました

ワインと音楽

もっとピッタリなワインと曲がありそうですが、ひとまず考えてみました〜

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素敵なCDが届きました

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移動しながら最新のレッスンについて学べる、(株)リーラムジカ 藤拓弘先生のCD教材!

いつもは月の始めに届くはずが、月の半ばに何だろう!?と包みをあけると、

「ピアノ講師ラボ スペシャルCD2毎組」を、会員限定でプレゼントいただきました!

藤先生のサイトへ 

すごく素敵なジャケットデザインで、空色の背景に、色が混ざって美しいト音記号に音符たち

CDには、15名の著名なピアノの先生の対談の肝の部分が、収録されています。

特典が5つある秋のキャンペーンが月末でしめきりだそうです

思いがけず、素敵なCDを手にし、また良いレッスンへのやる気が湧いてきますね

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フォーレのバルカローレと神谷美恵子さん

全13曲からなる、フォーレの舟歌(バルカローレ)は、36歳から76歳までの40年間に渡って作曲されています。

このところ、車の中で、よく通して聴いていました。

6番くらいまでは、みずみずしい煌めき、グノー=マスネティックなサロン風の名残りもみせつつ、フォーレにしか出せない香気があり、よく聴いたり、弾いてみたりしていました。

でも、晩年の12番とか13番の味わいも、とても胸に沁みます。

装飾性を一切排除した、その清澄さ、朗らかさは、
色や飾りのない世界へ、これから旅立つことを知っているからなのか、
枯淡の平明さ、あたたかみが滲み出ています。

”末期(まつご)の眼”で見ると、いつもの当たり前に在る風景が、どんなにか美しく映ることか、と想像します。

ふと、神谷美恵子さんの日記(角川文庫)を以前読んだ時のことを思い出しました。

本当にお若い頃から立派なことを考えておられて、あれこれ悩まれた考えの経緯を仔細綴られているものだなと読み進めていくと(25歳〜65歳)、晩年の数年は、日付けも間遠になり、内容も具体的なメモのように簡潔になったと記憶しています。

フォーレのその2曲は、どちらも長調ですが、惜別の明るい調べは、なんとも胸に響きます。

晩年の作品は、耳に心地よいだけでない、拮抗する表情もみられます。推し量ることの出来ない、人の「晩年」を想う時間でした。

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ピアニスト上原由記音さんリサイタル

5月30日は、スペイン音楽のスペシャリスト、ピアニスト上原由記音さんのリサイタルを聴きに、上野の東京文化会館へ参りました
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今年、没後100年を迎えたグラナドスの、「ゴィエスカス」全曲と、「わら人形」での演目でした。

「ゴィエスカス」は、グラナドスの最高傑作で、絢爛豪華なゴブラン織りのような、華やかな作品です。スペインもの特有の、華やかな中にも暗い宿命のようなものが漂います。
第一曲「愛の言葉」から、第6曲までの組曲で、難曲で、しかも暗譜が非常に難しいことで知られています。

私は、この曲を20歳の頃に、ルイサダのCDで初めて聴いて以来、好きな曲の一つです。好きだけど手が出せない曲です。

上原先生は、アリシア・デ・ラローチャの薫陶を受けられたというご経歴で、フェイスブックでのご縁で、お誘い頂きました。

ゴヤの絵に出てくる女性の着ている衣装を再現された、ワイン色にバラのモティーフ、パゴダスリーブに、ドレスの丈を少し短くされた美しい衣装をお召しになり、可憐なご容姿と相まって貴婦人のようでした。

第4曲の「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」での、美しく繊細なうぐいすの鳴き声の表現、第5曲「愛と死:バラード」や第6曲で、本来のテーマが絶え絶えに回帰される様子など、ハッとする印象深い音色と装飾芸術の輝きを放つ演奏でした
演奏への、前向きなご姿勢が貫かれていらっしゃいました。

ゴヤの描く、愛の駆け引きにドラマ性を感じた一夜でした
スペインものは、まだ私にはわからない部分が多いですが

東京文化会館の内装は、原色の赤と黒、そしてゴールド、コンクリートの打ちっぱなしに映える、斬新なデザインです。
演奏会場の内装も、行く先々によって様々な愉しみがありますが、これから始まる「音楽」への予感、ワクワクした気分を掻き立てられ、特にこの日は、演目とピッタリ合っている様に感じ、つい目に留まりました

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ポリーニのバッハ「平均律第1巻」

うふふ、ブログ3つ更したので、遡って読んで下さいね〜(私は6日のがheart04.gif気に入ってます

近所で、取り壊しばかりやっている為、朝からなにやらうるさいので、先日買ったポリーニの2009年録音の平均律のCDをかけてみましたhappy01.gif

さすがに透徹された明るい美しい音shine.gif!「音色そのもの」に一番の関心があるというポリーニ。

楽器そのもののポテンシャルに拘るポリーニの演奏は、観念的な所がなく、ベートーヴェンのバガテルを生で聴いた時にも感じた、まるでイタリアのオレンジの香り漂う様でしたlovely.gif

まあ、イタリアのオレンジの写真は見つからないので、このバかでかいレモンでもcoldsweats01.gif

3番のプレリュードも輝きに満ちて清々しいし、大学1年の時に試験で弾いた18番なんかも(短調嫌いの私にしては珍しい)、プレリュードもさりげなくデリケートで、フーガも作為的でなく、深い物想いが情感があり、流石ポリーニといった名演でした。

ただ、外の工事の音と相まってaries.gif、多声部が絡み合うバッハの音が、やたら音が多く聴こえ、同時におしゃべりな人がしゃべっている様で、聖徳太子じゃあるまいし状態(工事のせい、工事のせい…sweat01.gif)!段々肩が凝って来てしまいdespair.gif、聴きながらブログ書きが出来なかったのが難点

明日の大人の生徒さんは、1番を弾かれるので、一緒に聴きましょ♪

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ペルルミュテールの喜びの島や水の反映のCD

ペルルミュテール
セーヌ河<p>

先日、ペルルミュテールの、手に入らないでいたCDが届きました!
   
注文してから一ヶ月も待っていたので、きりんの様に首を長くして待っていたのです♪

バッハのイタリアンコンチェルトや、ドビュッシーのピアノのために、映像I、喜びの島、ショパンのマズルカ、タランテラが入っていました。

私は、ペルルミュテールの弾く喜びの島がお目当てで買ったのですが、驚いたのは「映像」の「水の反映」でした!

ピアニストによっては、あまり映えない感じも受けるこの曲を、文字通り瑞々しく美しい弾けんばかりの水の描写!!

79歳から82歳にかけての演奏とは思えません。

ペルルミュテールは、近代の作曲家モーリス・ラヴェル直々に、ラヴェルの全曲を教えを受けに、はるばる何時間もかけてレッスンに通ったtrain.gifということが知られていますね。

ラヴェルの演奏も、勿論、決定版のように素晴らしいですが、モーツアルトや、ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシー、フォーレの演奏も録音しています。

奇を衒った所がまるで無く、音色は品格が溢れ格調高く、構成感がしっかりしているピアニストです。

良く知られた方の中では、ピアニストの横山幸雄さん(辻井くんの先生)が、ペルルミュテールのご存命中に教えを受けたくてパリに留学し、ジャック・ルヴィエにもみて頂きながら、師事する幸運に恵まれたそうですね。

それにしても、このピアノの音はなんだろうconfident.gif

私のお気に入りCDがまたひとつ増えました!

アンドラーシュ=シフのベートーヴェン

今夜(8月12日)は、21時過ぎからゆっくりする時間が出来たので、まだ聴いていないシフのベートーヴェン後期のCDを聴くか、はたまた、鶏ガラの出汁を煮込むか、読みたかった本を読むかのどれかにしようと計画していました。何せ、明日は、お盆の入り。。。今日も花市などで「ほおずき」を売っている情景を目にしたり、お盆一色でしたので、明日の夕方までには、ご先祖様をお墓からお迎えに行かなくてはならないし、今日までが、静かに浸れる時間と思ったからです。

今夜、21時過ぎの時間、3択肢で迷う程もなく、あっさりと、シフのベートーヴェンの後期のCD鑑賞へ!あまりにも感動し、他の選択枝は瞬く間に消えてしまいました。シフが、近年、ベートーヴェンの全曲演奏に取り組んでいることは周知のことでしたが(しかし、40代で決意し、『学び終えた』と記述しているのは、その十年後sign01.gif)、後期のソナタのCDを聴いた今夜、私は、興奮せざるを得ない心境になりました。

私の好きな(と申しては失礼で、「敬愛する」と申した方が適切な、ベートーヴェンの後期のソナタや、ショパンのバルカローレ、ドビュッシーの喜びの島(学生の頃〜弾きましたが、あまりにもガキんちょで歯牙にもかからなかった…)や、今後弾きたいプレリュードの数曲、そしてフォーレの50代以降の作品)などの曲は、どうしても身の程知らずか、その作曲家の円熟期か後期の作品に集中してしまいます。

しかし、弾きこなすのは無理でも、「共感」しない事には、品の理解は到底及ばないですし、弾く意義も無いと思われます。そういった意味でなら、私は、少なくとも、おおいた作品を選んで、人生の限り在る時間を使うことに喜びを感じております。(しかし、更に、作曲家がそこまで到達した軌跡を辿り、自分との乖離を狭める意味では、もっと若書きの作品を勉強する方が、自分に無理が無い、と考える様になりました。)

母校の客員教授でした故・ゲオルグ=ヴァシャヘーリ氏の演奏会で、(当時90代でした氏の演奏に接して)得た感動が大きくて、その後、エドウィン=フィッシャーなどの演奏をCDで聴いても、凌駕する演奏に巡り会わなかったのに(録音状態の問題もあります)、今夜、素晴らしいシフの演奏に出逢ったことは、大きな幸せでした!又、プログラムノートにありました、ベートーヴェンの直筆楽譜。3楽章の「嘆きの歌」など、到底、私の理解に及ばなかった領分が、弾く上で、知らぬ間に少なからず共感出来ていました。

オペラ「椿姫」の3楽章のアリアでしたか、或る漫画で『この場面を表現し尽くす為に、そういう経験を敢えて持ったか』は、定かではありませんが、去年の私より、今年の私の方が、曲への理解の乖離が少ないというのは、芸術を志すものの、習癖なのでしょうか。。少なからず、人生経験に因るものです。

それにしても、シフ程のピアニストが、op110、op111のソナタにあまりにも敬意を払っていたため、「一体、こんな曲に手を触れて良いものか」と、若い頃、べートーヴェンを意識的に大きく迂回していた、と言う事実に、偉大すぎる芸術への謙虚な姿勢に大きく学ばねばなりません!

又、私は9月の、ハイドシェックのリサイタルを聴きに行きますが、何故、コルトーを初め、「子供の領分」をレパートリーにするのかの意義を感じて来たいと思っております。
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