チェルノブイリの映画

WOWOWで、「故郷よ」というチェルノブイリの原発事故の映画を観ました。
一瞬にして、幸せが崩されてしまう人々。その時の様子と10年後が描かれています。

もうすぐ3月11日。3年前の福島の原発事故の際の、苦々しい日々を痛烈に思い出しました。
普段は、あえて記憶を蘇らせないようにしていますが、本当に、長く続いた嫌な出来事でした。

半径58キロ離れたところに住んでいて、決して、遠いから安全というほどの距離ではなく、いつ収束するともわからず、恐怖に怯えた日々でした。

窓を閉めなくては。外に出たくない。風と雨があれほどいまわしいと思ったのは、あとにも先にも、あの時が一番でしょう。

こうしてブログに書こうとしても、言葉を見つけるのが難しいですが、映画を観ながら、気持ちがわかってしまうのですから、原発の恐怖を、私は充分味わったのだろうと、痛々しい感情の諸々を思い出していました。

短期的にだとしても、避難するかしないかだけでも、人それぞれの考え方があり、水道が止まっていて、水道局や公園に並ぶといっても、身体を守ろうとしたら、外に出たくない心理だってあります。

地震で崩れて、家の境界線がわからなくなったと、長時間外で立ち話をやむなくされている家族。
土の入れ替えを比較的すぐにしたり、崩れた庭は、再生させず全て撤去したりもしました。
目に見えない脅威に神経を尖らせて過ごした2011年。

笑顔の下で、苦痛に耐えていました。

振り返って、よく耐えたと、そんな気持ちから、敢えて、嫌とか恐怖とか苦いとかいう言葉を、書き留めておきたいと思ったのです。

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ピックアップ過去記事〜震災の頃〜

震災の頃の記事は、いくつもありますが、その時の心情を今でも思い返す事が出来るもの…をピックアップしました。

「中秋の名月、そして震災後半年に想う」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=19422

「レッスン室に再び音が鳴った日」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=14069

「ふるさとの空と大地」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=13644

「涙の都をどり」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=13829

「桜の色は幸せ色」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=13887

「大作曲家だって、嫌な思いが沢山あった」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=16246

「ご祈祷」
http://www.perle-piano.net/wp/?p=13783

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震災 — 12:05 AM  Comments (0)

中秋の名月、そして震災後半年に想う

中秋の名月の前日に戴いた画像です。

今夜は、中秋の名月。

昨日であの震災から半年が経ちました。。(アメリカの9,11からは10年ですね…。)

やっと津波の被災地を少しだけれど訪れ、原発の苦しみは充分に味わって来た者として、この一週間、感慨を持って過ごしていました。

仙台のかおる先生のお言葉から、被災者の「尊厳」ということが、強烈に残っています。

石巻も女川も、短時間しか見なかった私に語る権利もないとは思いますが、写真や映像では(自分には)伝わらなかった部分を、感じて来た様に思います。

なにしろ、三陸海岸をどこまでも広範囲に、続く道。石巻で、お家は、皆とても立派なのに、一階部分は、窓ガラスはなく、中がぽっかり空いていました。

新しい家だって随分あったし、そのままそっくりを捨てなければならなかった方々を思うと、それは言葉を失うしかない程、天災の無情を感じました。

家族を亡くした方々、親御さんを亡くした子供さん達の悲しみ、そして、今現在も続いている、その地に住まれていた方々の「苦しみ」。

なにより、亡くなられたご本人は、一番無念だったとも思います。

再び、尊厳の話に戻りますが、人にお世話になるしかない…というのは、感情的に難しいものです。
本来、持ちつ持たれつである筈の事が、対価なしに、受けることしか出来ないというのは、本人が辛いものですよね。支援は非常に必要でも、自分がそういう状態でありたい立場から受け取るという、その複雑な気持ち。立場に優劣や、不公平感を感じてしまうこともあったと思います。

何をさておき、「仕事と住む場所」、これ無しに、どう尊厳を保てるか…。仕事の機会とは、この度被害が少なかった都市か、復興を遂げる力のある都市にはあるのです(><)

阪神淡路の時に、新潟中越の時に、どんな心持ちで居たかというと、正直、やはり自分の地域に関係した今回とは、全く違う…というのは、私に限った事ではないかもしれません。

原発問題での不便さにしても、他の地域の方々には、現実感としてはわからないものだと思います。遠くでは「具体的にどう大変なのか、掴めない」という言葉を結構良く耳にしました。

福島県内ですら、場所によって違いますし、その人その人の考えによって全く違います…。

私は、散々な想いで3月17日に脱出し、那須から新幹線に乗り、無様な格好で東京に着いた時、東京駅の名店街がちゃんと機能していたのに驚き、すだちを絞ってお蕎麦を食べた時、あまりにも美味しくて涙が出そうでした。

その後しばらく、何故、こんなに東京は早く立ち戻り(計画停電が大変だったとしてもです)、ここは、いつまでも原発の行き先不明瞭な闇に振り回されなくてはいけないのかと、砂を噛む様な気持ちで、平常の生活が戻って来ている場所からの情報をネットや目で見てしまうと、焦りも苛立ちも無かったと言ったら、全くの嘘になります。
藤先生からご献本頂いた、自分の教室を載せて頂いている書籍も、なかなか開けませんでした。

巷の音楽のボランティアイベントには、耳を塞ぎたい位でしたし、励ましのCMも好ましくは感じませんでした。(それより真実が欲しかったですから。)非常事態に、音楽は全く受け付けなかったですが、結果的に、その後、根っこの部分で私を支えたのものの一つは音楽だったのでしょう。

レッスンを再開した4/15の後、5月〜7月、心から祈る想いで仕事に没頭しました。

私の出来る事は、やはりピアノを通して、心からの笑顔で、生徒さん達の環境を守ることだからです。

今ある環境の中で、最大限の努力はしようと思いました。郡山の子供さん達が、ストレスを溜め込まないで、動きのある音楽をすること、震災以前の状態に近づけること、いえ、その頃よりもっともっと楽しめるレッスン構築に心を砕き、勉強だけは続けました。

次第に、幸せな気持ちが戻って来ました。

京都から戻ると、散歩が思う様に出来ないことに、身体のギャップを感じ、なんて不自由なのかと思いましたが、そういったことは、慣れと工夫でなんとかなりました。

今、心から幸せを感じて、生活しています。
そして、この震災がなかったら、味わえなかったこと、行かなかった場所、出逢わなかった方々も多く、学んだことは計り知れなく大きいです。色んな方々の、心に残る言葉…からも、指針を与えて頂いた様な気がします。

不思議な事に、最初この記事は、中秋の名月の前日も月が綺麗な夜だった…という話を書こうとしました。

昨日、他県でですが、月の綺麗な夜、古い趣きのある橋を渡りながらそれに気付き、温かい風を心地よく感じながら、水面に映えるオレンジ色のレトロな街灯の下を歩きながら、私はとても自由を感じました。

私はこういう、偶然の瞬間の様な時間が好きですが、何にも制約されていない僅かな時間は、むしろ、自由でない時間があるからこそ一層輝くのだと思います。一人の時間は、大切な誰かがいるからこそ、より輝くのと一緒ですね。

休暇の朝、一日の始まりが「今日は何をしようかな」だとしたら、それはそれで気ままで良いけれど、「いつも」だったらどうでしょう。。。でも、どんな日も大事!

昔読んだ、ワイルダーの「わが町」では、人生のハレの日ばかりが貴重なわけではなく、何気なく過ごす、ケ(褻)の日だって同じ位、素晴らしいものだというメッセージを、当たり前の日常の幸せを失いかけた経験から、くっきりと鮮明に改めて心に刻み込む今日です。

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仙台での事に遡ります


先日のお話し。
仙台のかおる先生のレッスン室で、念願のナッツに会ったのですが、ナッツは逃げ回ってましたweep.gif

ヨダレンコちゃんが乳幼児だった頃の靴下を履いたペダル♪

かおる先生、PCに向かっているの図☆やっぱり、書いている姿が合いますね!
ご近所の、豪邸見学の後、

美味しいランチと尽きせぬおしゃべり♪この内容が素晴らしかったです!かおる先生の深いお考えに接することが出来て、本当に伺った甲斐がありました。


リラックマのミラーカバー♪
そして、石巻へ向かいました…。ブログが追いつきません。。また!

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友人,震災 — 1:35 AM  Comments (0)

津波被災地を訪れて

震災以来、ずっとお話しがしたかった、かじはら先生にお会いして来ました。

支援活動を継続して、多大なご尽力をされている様子を拝見しながらも、未だに、何のお役にも立てていなかったことも、とても気になっておりましたし、地震の被災を受けた立場同士、色々とお話しさせて頂きたかったのです。

石巻、女川と、連れて行って下さり、私は、初めて、津波の被害をこの目で見ることが出来ました。
人生観の何かが変わる様な、多くの事を感じました。自分の県の原発でのことにだけ捕われているより、よほど広い視座が持てるのではないかと思いました。

かおる先生に感謝し、先生が早く、ピアノと書く事に、全身で向かわれる日々が戻る様に祈りながら、出来ることは応援して行きたいと思います。

津波の被害に遭われた方々にも、自立出来ていた震災前の日常の様に、未来の見える安定した生活と自由な気兼ねない心を取り戻される日が、少しでも早く訪れる事を、(今は、心で願うことしか出来ませんが)心から願わずにはいられません。

友人,震災 — 1:00 PM  Comments (2)

GW突入

学校の始まりの週に再開したピアノのレッスンnote.gif

帰省先から戻られた生徒さんも、ずっとここで頑張って来られた生徒さんも、学校が始まって最初の内は、慣れないこの外の状況に、まだとまどいがみられた様に思います。

けれども、次第に、この中で工夫して明るく過ごしていく強さが、普段と変わらない日常に近い状態を作り上げていっている様に思いますhappy01.gif

新学期に新しく出来たお友達の名前を、いっぱい教えてもらいましたvirgo.gifvirgo.gif

目に見えない敵に極力怯えず、不便な生活にも負けず、注意しながら過ごす、ひたむきな人々の姿が、市内のあちこちで見られました。

とりわけ、幼い子供さん達の屈託のない笑顔には、心癒されながら、『この笑顔が、曇ることがあってはならない』と願いながら過ごしていますclub.gif

校庭に積まれた、掘り削った表土は、GW中に移送されるのかどうかはわかりませんが、なによりも、県内でトップを切って、子供の安全策を踏み切った郡山市の方針には、親御さん達も安堵なさった事でしょう。

値が高めの郡山市中心部。窓の開けられないお家が殆どではないでしょうか。

このGW、やっとまた新鮮な空気を吸いにsun.gifどこかへお出かけになられる方々、沢山いらっしゃるでしょうねdenim.gif

いっぱい元気をチャージして、またがんばりましょう!

小学校の先生が放射能を保護者向けに説明されたブログ♪

レッスンの合間に、保護者の方々と、放射能についての情報交換をしていて、共通で読んでいた或るブログのお話しになりました。

市内の小学校の先生(ご専門は理科)が、保護者向けに放射能についてや、この状況における学校生活についてを書かれている、とても温かな正義感のあるブログです!

25日の記事なども、大変共感致します。

「とんたんの学び合い帳」http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tontan2/

色々調べていた時に、このサイトの記事で知りました。http://www.insightnow.jp/article/6462

こうした先生がいらっしゃるのは、心強いですね。

震災 — 11:52 PM  Comments (0)

驚きの発表…

19日夜に、文部科学省が発表したこちら、

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110419-OYT1T00964.htm?from=main2

読み方が間違っていなければ、呆れて、というより失礼な決定ではないかと思い、県の24時間対応の電話窓口に電話してみました。

昼間はお話中でつながらないのに、夜中ならかかる様です。

体育の時間は、外に出るのは任意には出来ないのですかと訊ねた所、「校庭での運動を開始させるに至っては、これから各学校で、保護者の方のご意見も伺いながら、決定していくので、各学校にとっては、まだはっきりとは決定していない。」との答えでした。

この件での苦情は、やはりどうやら何件かあった様です。

割と丁寧に、色々な質問に答えては頂けました。

それにしても、、「ただちに」校庭を使う事がありませんように。。

震災 — 2:01 AM  Comments (2)

レッスン室に、再び音が鳴った日♪

今日からレッスン再開の運びとなり、3,11の地震の時に一緒だった生徒さん2人が、トップバッターでした!可愛い双子ちゃん達は、新一年生になりましたhappy01.gif

進級おめでとうshine.gif元気にまた会えて、本当に嬉しいです。

感激の再会をしheart02.gif、しばし一気に沢山しゃべりました!写真を撮ろうと思ったら、お兄ちゃん、鼻血が…!『興奮しちゃったのかな^^』とお母様。慌ててティッシュを持って来て、落ち着くのを待って撮影会をしましたsign01.gif

音大出のお母様も、一緒に写真をパチリcamera.gif。私に取って、この二人のお子さんからレッスンを再開する事は大きな意味がありましたnotes.gif

この後、年長さんや、4年生、中1生がレッスンに見えました。大学生は、月曜に振り替えました。

ナイロンのコートや手作りの可愛いマスクをして登場の、愛らしい生徒さん達♪

この大変な状況のさなかに、沢山の曲を練習して来て下さり、お子さん達のピアノを聴きながら、つくづく、音楽の力を実感しました。生徒さん達の音が、力強く聴こえました。みんな、震災を乗りこえようとしていて、えらい子達だと心から思いました。

生徒さんとも、お母様達とも、本当に久しぶりでお会いし、感慨深い思いを抱きながら、今日のレッスンは終了。明日土曜は、朝9:30から18時までレッスンです♪

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やっとここまで来れました♪応援して下さって有難うございました!

「山ガール」で戻って来ました。

郡山に戻って来ました。
実に約一ヶ月ぶりです。

明日から、レッスンや体験レッスンで、久しぶりにレッスン室で過ごします。

ドキドキnotes.gif。みんなに会えるの嬉しいです!

先のブログに添付した重装備の絵をご覧になったお友達先生から、「山ガール」という、山登りにファッショナブルなアウトドアの服を着る女の子の呼び名を教えて頂きましたhappy01.gif

駅を降りてみて、あまりそういう人いませんでしたが、しばらく、外では「山ガール」しますsign01.gif水玉shine.gif

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震災 — 11:51 PM  Comments (2)