「ブラームスはお好き」

サガンの小説と、グールド

カナダのピアニスト、グレン・グールドが弾くブラームスの間奏曲ばかりを集めたCDがあると、先生に教えて頂いて、持っています♪

中もこんなに美しいエメラルド!

1960年の録音です。

ライナーノーツを読んで、またびっくりしたのは、

「セクシー、でしょう?」と、グールド自身が、この選曲・演奏について語っていること!

そして「ヨハネス・ブラームスほど、その言葉が似つかわしくない作曲家を私は知りませんので」

と、逆説的に仄めかしています。

ペルルという名のロワールのスパークリング:本文とは無関係です😅

そう。

ブラームスといえば、ちょっと野暮ったくて、和音はハンブルグの空のように分厚くて、若い頃は金髪碧眼でクララ(シューマンの妻)に恋をし、その関係は長く続いた。

ベートーヴェンを尊敬して、まるでシンフォニーのようなソナタを構築したけれど、晩年の3〜6曲をセットの小品のような、渋くてしみじみとした「諦念」を地でいく作品も生み出した、独特のロマンの香り高い作曲家。

というイメージなので、セクシーはかなり意外です😥

この「鑑定書」のご説明は最後に!

練習は、ある程度の時間を超えた時に、やっと見えてくるものがあります。

私は、やっと、ブラームスの晩年の「声」が少しだけ聴こえかけてきた気がしています。

曲を通して、語りかけてくるもの。

そこに近づこうと、試行錯誤しながら、歩み寄る🚶

それでも遠い存在ですが、何か語りかけてくるものを手繰ると、感情が隠れているのですよね。。

練習って、本当に信じられない奇跡を味わう時間です😊

ところで、数秘術のブラームスのナンバーがまた・・

先月、ご紹介を受けて、数秘術を受けました😁🔮

浅い知識ですが、ちょっと把握したので、遊びでいろんな作曲家の数秘を調べてみました♡

そのお話はまた!

来月は、シフのブラームスop117〜op119のリサイタルを聴きに行くので楽しみです🎹